営業本部新入社員「工場研修」

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製品知識や業務手順を理解するため、新入社員に対し工場研修を実施していますが、より効率良く学べるよう、数か月の座学教育と先輩社員との同行や社内業務を経験したのち実施しております。

今回は、今年6月と7月に入社した営業3名が工場研修に参加いたしました。

工場研修を受けたのは、西日本営業部 流通営業課配属の永野 真也、東日本営業部 プロジェクト営業課配属の森野 和亮、東日本営業部 流通営業課配属の織田 竜平です。

左から、永野、森野、織田

本社併設の群馬県太田市にある桐生工場と桐生市にある桐生分工場で1週間、兵庫県尼崎市にある大阪工場と尼崎工場で1週間実施しました。

どの工場においても、最初に安全教育を実施します。その後、研修の概要説明から、工程や製法などの座学研修を行い、実際の製造現場で実習を行います。参加した3名の感想をご紹介したいと思います。

「自社が取り扱っている製品、及び製造工程について基本的な知識を身につけることが出来ました。特に、製法による生産効率の違いや工場毎の特性、製造技術を見ることができ、在庫量も実物として理解することも出来ました。資材担当の方からの教育では、資材管理やオーダー品の工場への流れについても学びました。営業からのオーダー時には納期、仕様など、具体的な情報を示さないと工場側にも影響を及ぼすことを知り、お客様からの要望を明確にすることがモノづくりのベースとして重要であることを理解しました。品質保証課からの教育では、各規格についての知識を深めることができ、規格によって製作の際の許容公差などが異なるということも理解出来ました。

検査工程では、シャルピー衝撃試験、PT・RT試験などを実際に見ることが出来ました。
現場での製品製作のための技術書類や仕様指示書などを実際に見ることで、自身が行なっている業務がどのようにモノづくりの現場である工場へと流れていくのかを知ることができ、全体の流れを掴むことが出来ました。今回の研修で学んだことを活かし、今後の営業活動に役立てていきたいと思います。」
西日本営業部 流通営業課 永野

「今迄座学の見識しか持たなかった為、イメージしづらかった事を実際に見ることができました。現場の工程、扱う機械がどういったものなのか、どんなサイズなのか、知らないことばかりで、当社で扱っている製品の実物を何もイメージできていなかった私にとっては全てが衝撃的でした。大きな熱処理炉があり、開けた瞬間の気温の上昇具合を肌で感じたり、耐圧、引張試験も立ち会う事が出来、貴重な体験をすることができました。溶接の体験もさせてもらいましたが、私はフェイスガード越しでは何がどうなっているのかよくわかりませんでしたが、現場の方々は平然とやっていらっしゃいました。

作業者の特殊技能の必要性や、どのような環境下でどのようなことをしているのかということを知ることができ、改めて簡単に出来上がってくる製品など一つもないのだと感じました。座学や完成してきた製品を見ているだけでは、現場の方々の苦労や、製造に関わる高い技術力も知ることができなかったのでとてもいい経験になりました。

お客様を第一に考える、どうすれば滞りなくスムーズに動くことが出来るのか、そういった話を現場の方とお話させていただき、皆同じ想いで働いているのだと強く感じることができました。私も営業として、工場への依頼時には、受注から発送までの間に可能な限り余計な手間を取る必要のないような動きを心がけ、今よりも明確かつ的確に物事を伝える能力を養い、良い相互関係を築き、売上に貢献していきたいと思います。今回の研修で学んだすべての事を踏まえた上での【出来る】営業になっていきたいと思います。」
東日本営業部 プロジェクト営業課 森野

「オフィス内研修にて聞いていた製品、製法を実際に目の当たりにすることで、単なるイメージではなく実体験として理解すると共に、現在従事している様々な業務との関連性を実感することができました。最初に機材や工場自体の大きさに圧倒されました。大きな機材や製造工程はやはり迫力がありました。お客様から工場見学の希望が出るのも頷けます。

成形や機械加工、溶接の現場を見学できたことは勿論のこと、営業からの納期調査依頼がどのように処理されているのかが学べたことも大変有意義でした。また、倉庫を見学することで在庫や注残が単なるパソコン上の数字ではなく、実感として認識できたことも収穫でした。
その中でも最も大きな収穫は、1つの製品を完成させるまでに想像していた以上の工程と時間を要することが分かった事です。

完成までに必要な工程、その理由、所要時間などが理解できたことにより、営業として自身が扱う商材に一層の自信を持つことができました。また、自分が入力したオーダーが工場ではどのように処理されて出荷されているのかを見学できたことも非常に有意義でした。2週間という短い時間ではありましたが、今後の業務に活かせるものが得られたと思います。

どちらの工場も皆さんお忙しい中、丁寧に案内・説明をいただき大変ありがたかったです。難しいかもしれませんが、是非またこのような研修の機会をいただきたく思っております。今回の研修で学んだ事を日々の業務に活かし、精進していく所存です。」
東日本営業部 流通営業課 織田

それぞれが製品に関する理解を深め、自分の実務との繋がりや、製造現場の実状や想いをしっかり感じてくれたのではないかと思います。

今回の研修で感じたことを忘れず、これからも頑張ってほしいと思います。それぞれのキャラクターを存分に発揮し、活躍してくれるのを楽しみにしております。

東日本営業部 伊藤

 

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