
配管工事において、配管の取替えが必要となった際、溶接式管継手のエルボを繋ぐための直管部が必要になることがあります。
しかし、その場で直管を繋ぐには、溶接を行う必要があったり、作業に手間がかかります。
そんな時、直管付きのエルボであれば、作業がスムーズとなり、工期短縮や現地の施工効率アップに繋がります。
ベンカン機工では、通常は溶接式管継手のエルボ単体の製品を納入しておりますが、塑性加工の技術や配管プレファブ製品の製造ノウハウを活かし、エルボに直管部を設けた製品の納入も可能です。径の大きさ、肉厚、直管部の長さによっても異なりますが、塑性加工または溶接によって直管部を設けます。
ここでは、製造事例を実際の画像をお見せしながらご紹介したいと思います。
【製造事例】塑性加工(シームレス)でのネック付きエルボ
【製造事例】溶接構造(プレファブ)でのネック付きエルボ
【製造事例】エルボに対して片側のみ短管を溶接したもの
他にも、「塑性加工によって継ぎ目なく製造されたもの」「エルボの片側に短管を溶接したもの」「エルボの双方に異なる長さの直管部を設けたもの」など、多くの製造事例がございます。
材質は炭素鋼、高張力鋼、合金鋼、ステンレス鋼をはじめアルミなどの非鉄金属でも製造が可能です。また、1本の小ロットからでもお請けすることができます。
必要に応じて、RT(放射線透過)試験、PT(浸透探傷)試験、MT(磁粉探傷)試験、UT(超音波探傷)試験などの非破壊検査や、引張試験や曲げ試験などの機械試験も対応し、厳正なトレイサビリティ管理をもとに品質の管理に努めており、検査機器についても校正された計測器として品質記録の提出もいたします。
手配・管理の一元化にもなります。ご要望や諸条件に応じて様々な検討・ご提案が可能ですので、溶接式管継手関連営業窓口まで、お気軽にご相談ください。
東日本営業課(東京)TEL:(03)3777-1521
西日本営業課(大阪)TEL:(06)6482-1851
最新情報をお届けします