
ベンカン機工「従業員表彰制度」2022年度の受賞について、各拠点での表彰式の模様をご紹介しております。
今回ご紹介するのは、ベンカン機工が製造する溶接式管継手と高圧ガス容器双方の技術的牽引とサポートを行っている「技術本部」です。
群馬県の本社勤務ですが、桐生工場と併設しているため合同での開催となりましたが、この記事では技術本部の受賞者をご紹介いたします。
業務改善実施表彰
まず、業務改善実施表彰で「優秀賞」を受賞したのが、技術部の吉本 実始さんです。今回の取組は、溶接式管継手の製造で活用していたFEM解析技術を容器事業部にも展開するため、尼崎工場の技術課メンバーに技能習得をレクチャーし、容器設計にも応用できるようにしたことが高く評価されました。
技術部 課長の吉本(左)と社長の一丁田(右)
「表彰して頂きありがとう御座います。解析を実施するようになって日が浅く、本格的に外部に胸を張って話をするにはこれから様々な改善を必要だと痛感しています。今後は、技術の進歩に遅れないように基準整備を行い、技術を高めていきます。」技術部 課長 吉本
「受賞おめでとうございます。継手部門と容器部門の技術的なコラボレーションが最高な形で実現したことを嬉しく感じます。また、ベテランと若手技術者との協業は今後の技術伝承などのいい事例になると思います。設計技術は終わりが無く、また常に進歩していますので年齢に関係なく切磋琢磨できる環境に期待します。」技術本部 本部長 臼杵
同じく、業務改善実施表彰で「努力賞」を受賞したのが、試験の内製化を進めた取り組みです。実施したのは、技術部の阿久戸 和哉さんとグェン ビェット ナムさんです。
技術部のナム(左)と阿久戸(右)
「この度は努力賞を受賞することができて光栄であり、感謝いたします。この賞を受章することができたのは、工場や技術部の皆様が私たちをサポートし続けてくれたことによるものと思います。これからもさらに高い技術力の習得を目標とし、会社やお客様のご要望に貢献できるよう努力いたします。」技術部 阿久戸
「受賞おめでとうございます。今年は、難しい金相試験に挑戦してもらったところ、試験を行うための工夫を凝らしていただいた結果、正しく試験ができたことを評価し推薦しました。年々技術を習得し、また試験評価を続けていた案件も適切にまとめてもらうなど、弊社の技術発展の一部を支えています。引き続き成長を期待します。」技術本部 臼杵
団体推薦表彰
団体推薦表彰で最高位に次ぐ「優秀賞」を受賞したのが技術部の霜田 裕照さんです。営業と桐生工場、大阪工場と連携し、溶接式管継手におけるある承認獲得を実現したことが受賞の理由です。
左から、桐生工場 品質保証課 課長の山田、浪岡、技術部 担当課長の霜田、一丁田
「この度は、団体表彰「優秀賞」を頂き、誠にありがとうございました。数ある成果の中から選ばれ、高く評価していただけたことを光栄に思います。遡れば9年、幾度となく挫折しましたが、その長い道のりもようやく終わらせることができ、安堵しております。共に知恵を出し合い、協力していただいた技術課、製造管理課、品質保証課及び営業部の方々に感謝すると共に喜びを分かち合いたいと思います。一息ついて、また更なる目標を立て、会社へ貢献できるようこれからも精進して参ります。」技術課 担当課長 霜田
「受賞おめでとうございます。9年越しでの承認取得に尽力いただき感謝いたします。カーボンニュートラル社会の実現でも大きな変化を迎えると考えられており,今回の承認取得はこの動きに十分な供給責任を果たすための重要な位置づけになると確信しています。他部門の多くのメンバーとの結束による成果も評価すべき事項と思っており、この実績を他の改善につなげてもらえればと思っています。今後も頑張ってください。」技術本部 本部長 臼杵
続いて、団体推薦表彰で「努力賞」を受賞したのが、上記で部下にお祝いコメントをしてくれていた技術本部の臼杵 徹喜さんです。
左から、技術本部 本部長の臼杵、桐生工場 品質保証課 課長の山田、一丁田
桐生工場と大阪工場の品質保証課と連携し、溶接式管継手の検査員技能向上、体制の構築に尽力されたことが評価されての受賞です。
「この度は、表彰していただきありがとうございます。規格を精査し、弊社に合った体制かつ、品質レベルの維持が出来るよう仕組みが構築されました。今後は、この仕組みの元で運用し、品質の維持、向上に努めていきます。」技術本部 本部長 臼杵
「社内構築出来たことを評価します。今後は、国が主導する機材輸出の方針に対応できる基礎体力構築に向け努力を続けていただきたいと思います。」管理本部 本部長 若松
ベンカン機工の頭脳とも言える技術本部の皆さん。今後のご活躍も期待しております。
管理部 総務企画課 寺岡
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