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材料試験およびFEM解析(数値シミュレーション)

技術部 N. N 入社6年目(群馬大学 理工学府 知能機械創製理工学専攻 卒)

 

これが私の仕事

材料試験およびFEM解析(数値シミュレーション)

継手の製造に用いる鉄鋼材料の安全性を確認したり、不具合の原因を調べたりするために、材料や製品の状態を詳しく調べる仕事をしています。

調査方法の一つにミクロ組織試験という金属組織を観察するための試験があります。試験結果より継手がしっかりできているか、製造過程の加工や熱処理が適切に行われているかが詳しく評価できます。また製造中に何か問題が起きた場合、その原因を探ることもあります。

もう一つの業務は、FEM解析(数値シミュレーション)を使って製品を実際に使う状況のシミュレーションをコンピューター上で行っています。例えば、継手が指定された圧力以上に耐えるかなど、製品化する前に評価したりしています。

また、FEM解析技術を応用し、プレス成形で継手を製造する際のシミュレーションも行っています。シミュレーションを行うことで、材料がどのように変形するのかを「見える化」できるので、失敗が許されない実際の成形加工でのリスク回避に役立てていて、製品の品質向上にも貢献しています。

だからこの仕事が好き!一番うれしかったことにまつわるエピソード

ミクロ組織試験で金属組織がきれいに見えた時、解析がうまくできた時

ミクロ組織試験を行うために、金属材料より観察のための試料を採取します。

金属材料組織を評価する場合、実際に顕微鏡で観察するほうが判断しやすいのですが、報告を行う際、実際に見てもらうということが出来ないため、レポート写真などで報告します。そのためできるだけわかりやすい写真を撮影する必要があるのですが、自分なりに試行錯誤し、見やすい写真を撮影し、見てもらいたい箇所がうまく行えたときにとても嬉しく感じます。

大きいサイズの継手ですと、試験のための材料の採取の切り出しに1日かかるということもあり、繊細な作業もありますので、見たい箇所の採取や調整が難しく技量が必要になる仕事です。解析も、毎回行う工程は一緒ですが、一回で成功することは難しく毎回新たな学びがあります。回数を重ねるたびに、知識が身についていると実感するためやりがいをとても感じています。

ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き

会社の雰囲気が好き、ベトナムに繋がりがある

私はベトナム人なので、ベトナムに繋がりがある会社で働きたいと考えていました。就職課の先生と相談をして、ベンカン機工を勧めてもらったのがきっかけです。
そこから自分でも会社について調べ、実際に工場見学に行き説明を聞く中で、様々な機械、製品、製造工程を見てとても面白い会社だと感じました。
面接を受ける際はとても緊張しましたが、話しやすい雰囲気を作ってくださり会社の雰囲気の良さも感じました。
自分の出身や生活について話した際にも興味を持って話を聞いてもらえたので、ありのままの自分を出すことができ、自信を持てたという点も理由の一つにあります。時々ベトナムに出張する機会もありそうなので、私にとって働きやすい環境の会社だと感じ、入社を決めました。

ある1日のスケジュール

これまでのキャリア

2019年新卒入社。技術本部 技術部に配属。

※今年で6年目

この仕事のポイント

仕事の中身

生活基盤や社会インフラを作り上げる仕事

仕事のスタイル

忍耐力と集中力が必要な仕事

仕事でかかわる人

工場が知りたい技術をサポートする仕事

仕事で身につくもの

継手の品質に直結する仕事

特に向いている性格

何事にも粘り強さで勝負する人向きの仕事

就職活動されている学生に向けてのアドバイス!

就職活動をする際、自分がどんな仕事をしたいのか見つけることはとても大切です。
ただ、それはとても難しいことだと思います。
自己分析を繰り返し行って、先生や先輩、友人に相談しアドバイスをもらうことをお勧めします。
興味のある会社がいくつか見つかったら、その会社に実際に行き、そこで働いている社員の方と会うことで、
より会社の事業内容、雰囲気などたくさんのことを知ることが出来ます。
就職活動はたくさんの事をしなければならず、大変なことも多いかと思いますが、諦めずに頑張ってください。

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