ベンカン機工の「溶接式管継手」は〝突合せ溶接〝が主です。
〝突合せ溶接〝とその〝開先(ベベルエンド)〝については、以前、ご紹介させていただきました。
開先とは
需要家の皆様におかれましては、これらの〝突合せ溶接〝について、より健全且つ合理的な溶接施工をされているかと思います。
そこで今回は、ベンカン機工製品のオプションとしてのベベルエンドの形状について、ご紹介させていただきたいと思います。
ベベルエンドの形状において、標準的なものは日本産業規格(JIS)やアメリカ機械技術者協会(ASME)で定められております。
【JIS B 2312、JIS B 2313】の形状
【JIS B 2311】の形状
【ASME B16.25】の形状
これらの標準的なもの以外にも、お客様のご要望に基づき、以下のような特殊形状や高精度なベベルエンドの形状への対応も行っております。
【シンニング】
【狭開先V型】
【狭開先U型】
【ルート幅の変更】
【べベル角度の変更】
【余肉の内旋角度の指定】
【余長の外旋角度の指定】
この他も含め、ご要求内容を製品手配時にご指示いただくことで、特殊な形状のベベルエンドに対応した寸法記録の提出や、輸送時・保管時のきずを防止するための梱包などにもお応えすることができます。
また、材質につきましても、炭素鋼、合金鋼、高クロム鋼、ステンレス鋼、アルミ合金、ニッケル基合金など、多種多様な鋼種に対応が可能です。
ベンカン機工では、長手溶接・周溶接について多くの実績もあり、これらの開先の重要性について経験・知識共に豊富にございます。
是非、お気軽にご相談ください。
東日本営業課[東京] 03-3777-1521
西日本営業課[大阪] 06-6482-1851
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