溶接式管継手事業とは

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ベンカン機工には、〝溶接式管継手事業〝と〝高圧ガス容器事業〝があります。それぞれの事業についてご説明させていただきたいと思います。

今回は、〝溶接式管継手事業〝についてです。

〝溶接式管継手事業〟の主体製品である「突合せ溶接式管継手」は、パイプや他の配管部材と突き合わせて溶接することで接合する継手であり、配管の接合方式において一番信頼性が高く、もっとも歴史が深く認知されております。

国内の「突合せ溶接式管継手」は、1940年代に始まった日本造船業界の活況に合わせて需要が高まったとされております。

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当時は、アメリカからの輸入品に頼っていましたが、ベンカン機工の前身である日本弁管工業株式会社が1947年に、住友金属工業が1958年に国内生産を手掛け、コストダウンと納期短縮を実現させたことにより高く評価されました。

以来、国内における需要の高まりと共に、製品に求められる品質とそれを支える製造、技術、提案力が求められるようになります。

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ベンカン機工は、両社が培ってきた技術力と信頼性を引き継ぎ、これらを日々高めてまいりました。

現在の生産体制は、JIS認証工場およびISO9001認証工場にて炭素鋼、ステンレス鋼、合金鋼、高Cr鋼や、アルミ、ニッケル基合金などの非鉄金属といった様々な材質や、1/2B~80Bまで幅広い口径、更には特殊な形状に至るまで、お客様の多様化するニーズに対応できる能力を持っております。

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更には、溶接式管継手の製造で培ったノウハウを活かし、溶接式管フランジ、鍛鋼製品、配管プレファブ、溶接鋼管などの横展開も図っております。

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その供給先は、発電プラント、ガス導管、LNG基地などのインフラ(インフラストラクチャー)をはじめ、オフィスビル、アミューズメントパークなどの大型商業施設、石油精製プラント、石油・LNGなどの大型タンカー、食品・医薬品プラントなどの幅広い分野で使用されております。

ベンカン機工の〝溶接式管継手事業〟は、ライフラインなどを支える基幹事業としてこれからも発展に努め続けます。

 

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