原子力発電所向けの溶接式管継手は、適用規格である「日本機械学会規格(JSME)」に対応する必要があります。
その性質上、通常の製品よりも更に高い安全性を要求されるためです。
溶接施工法、検査や管理、品質記録の作成など、実に多くの対応が求められ、更にそれらを実施するための資格や設備、技術やノウハウが必要となります。
ベンカン機工では、それらを網羅しており、製品製作から管理、必要書類の作成に至るまで、すべての対応が可能です。
より安全な製品を供給するためにベンカン機工が行っている、または保有している内容は、主に次の通りです。
- JSME対応の溶接施工法の保有
- JSME対応の溶接士の在籍
- JSME対応の計測機器の管理
- JSME対応の試験検査設備の保有と管理
- JSME対応の熱処理設備の保有と管理
- JSME対応の溶接管理者の在籍
- JSME対応の溶接事業者検査体制の構築と事業者検査員の在籍
- JSME対応製品のトレーサビリティーの管理体制の構築
- JSME対応の品質記録の作成と管理
約70年にも渡る歴史の中で積み重ねてきた実績・経験と、国内すべての原子力発電所への納入実績を基に、より精度を上げる取組みを行いながら、計画的な技能継承にも力を入れております。
また、溶接式管継手の枠を超えた製品として、次のようなラインナップも取り揃えております。
- JSME対応の溶接鋼管(溶接事業者検査対応品)
- JSME対応の小規模プレファブ(溶接事業者検査対応品)
- JSME対応の配管プレファブ(原子力管理品)
1~3に関するカタログはこちらからダウンロード【イプロス製造業】
これらの製品に限らず、需要家さまのご要望に合わせた柔軟な対応を強みに、更に付加価値の高いご提案をさせていただきます。
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