溶接式管継手非鉄金属

ベンカン機工では、1951年の自社生産開始から、約70年の長きに渡り溶接式管継手の生産を行ってまいりました。

炭素鋼、合金鋼、オーステナイト系ステンレス、フェライト系ステンレスは一般的ですが、このほかにアルミ合金、ニッケル合金、チタン合金等、非鉄金属の溶接式管継手にも豊富な納入実績がございます。

今回は、溶接式管継手の「非鉄金属」製品について、ご紹介させていただきます。

１．アルミ合金

・A5052　・A5083　・A1070　・A6061

アルミ合金は耐海水性や低温特性に優れる材料で、圧力容器や低温用タンク・熱交換器に使われるほか、船舶、化学プラントに多く使用されています。

【アルミ：A5083W-0】

【アルミ：A5083S-0】

２．ニッケル合金
・UNS N10276　・UNS N06022　・UNS N10665
・UNS N06210　・UNS N02200　・UNS N02201
・UNS N06625　・UNS N08020　・UNS N06002
・UNS N06601　・UNS N06230　・UNS N08800
・UNS N08810　・UNS N06600　・UNS N08825
・UNS N06690

ニッケル合金、その中でもNCA825(UNS N08825)は、耐硫燐酸、耐応力腐食割れ性に優れており、石油の掘削や化学プラントに使用されています。
その他、インコネル、ハステロイ、モネル等の同種も製造しております。

【ニッケル合金：NCF825】