前回、次世代社員教育の内容を前編としてご紹介させていただきました。
後編は、参加したメンバー達が教育を通して、何を得、気づき、感じたのかを述べた発表会でのコメントをご紹介させていただきます。
「ディスカッションを行う中で、グループ毎又は個々に様々な取り組み方や発想があり、改めてコミュニケーションやミーティングの大切さを感じました。又、直接その業務を行っていなくても、様々な見方からアイディアを出し合う事で、問題解決も可能になると確信しました。」A-1班 山木・齋藤・松島
「今回の研修を受けて、作業の標準化・安定化が重要であると感じました。再現性を高めて行けば、個人の技量による品質のバラつきが無くなり、教育も容易になり、更には安定した稼働に繋がると考えます。全従業員が一丸となり、必ず実現したいと思います。」A-2班 廣田・盛・須藤
「リーダーシップと小集団活動における改善の取組み方、在庫とLTの関係等について学ぶことが出来ました。会社を挙げて小集団活動を推進することで潜在する問題を改善し、今まで〝効果〝でしかなかったものを〝成果〝に変えていけるよう行動することが重要だと思いました。」B-1班 常木・島田・峯岸・金井
「自分が無知であることを知りました。今まで〝改善する〝と言っても、手法がわからなかったものが、今回の研修を通じて、アクションプランを立てられるようになり、知識を得ることの喜びと効果を感じました。現場力の底上げのためにも、従業員への教育を強化すべきだと感じました。」B-2班 櫻井・今井・青山
「研修を通じて学んだ手法を用いて検証・検討を行った結果、ムダな作業やコストが見えて来ました。私達は高い意識を持って様々なアイディアを出し合い、改善に努めますので、会社側にもチャレンジしやすい環境を強化していただきたいと思います。」C班 齋藤・朝長・山下
「問題の掘り下げを行う考え方を学ぶことが出来ました。その中で見えてきた課題は規格・手順・ルールの明確化と人材育成の強化です。定期的なルールの見直しと、従業員全員が真の原因を突き止め、改善していく活動・考え方を持つ必要があり、そのために今回のような研修の機会を多くの従業員に与えられるよう、教育の強化が必要だと考えます。」D-1班 田村・南口・金子
「あるべき姿をイメージし、プランを立て、アクションを起こし、その結果を検証することの繰り返しで改善は進んでいくことを実践的に学ぶことができました。〝イメージできる人は改善ができる〝。次世代として新たなイメージを描きながら、常に挑戦し改善していく姿勢をもっていきたいと思います。」D-2班 堀口・中村・関川
「5~10年後の50代の多くのリタイヤを見据え、将来の会社の存続、さらには事業拡大に向け、後継者育成の強化が必要だと感じました。〝人は財産〝であると考え、今回検討したさまざまな解決策を実行していきたいと思います。」E班 清水(悠)・阿久戸・新井
すべて休日の土曜日に実施された研修でしたので、休日に家族サービスが出来ずに文句を言われたりした方達もいるかと思いますが、最後まであきらめずに本当に良く頑張ったと思います。
10月15日からは桐生工場の管理職を対象にした教育がスタートします。次世代教育参加メンバーに負けない活発な議論が行われることを期待しています。
桐生工場 工場長 天本 昌伸
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