鍛鋼製　溶接式管継手 (2)

溶接式管継手の中には、塑性加工（鋼材を伸ばしたり縮めたり、曲げたり、引き抜いたり）では造れない特殊形状の製品があります。

その場合に対応を検討するのが「鍛鋼製 溶接式管継手」で、ベンカン機工では鍛造切削にて製作しております。

今回は、用途や使用例をご紹介しながら、実際の製品をいくつかご紹介する第二弾です。

【ラテラル】

ボイラーで熱せられた600℃近い高温で高圧の水蒸気の流れ（主蒸気、高温再熱蒸気）を分岐させる部分に使われるもので、主に火力発電プラントで使用されます。

外径そのものは400～800ｍｍで大きいものでは重量で7トン近いものもあります。

【Ｙピース】

用途は上記「ラテラル」と同じですが、分岐部分だけでなく、逆に、蒸気を合流する部分に使用される役目も持ち合わせております。

【Ｔ（ティー)】

主に分岐に使用されます。

ベンカン機工では、これまで培ってきた経験と技術による高精度な製品を提供させて頂くことによって、お客様からの高い信頼を得ております。

火力発電プラント、石油・化学プラントをはじめ、幅広い分野での製作実績がございます。

そういった多種多様なプラントへの需要に対応するため、材質に付きましても、炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼、高張力鋼等のさまざまな素材での製作が可能です。

他にもご要望にお応えできるよう、検討・ご提案をさせていただきますので、溶接式管継手関連営業窓口まで、お気軽にご相談ください。

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鍛鋼製 溶接式管継手 (1)

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