「Su管継手」は、一般配管用ステンレス鋼鋼管(JIS G 3448 TPD)に対応した一般配管用ステンレス鋼製突合せ溶接式管継手(JIS B 2309)です。
ステンレス鋼製の配管は、その優れた耐久性・衛生性などから、主に産業分野で普及しました。
しかしながら、一般的な建築配管であるホテル、マンション、病院、ビルなどの配管には、高額なためになかなか採用されることがありませんでした。
そこで、ステンレス鋼の耐久性を利用して、管厚を一般配管に適用できるレベルにまで薄肉にしたのが、 一般配管用ステンレス鋼鋼管(JIS G 3448 TPD) です。
薄肉とはいえ、給水、給湯、冷温水、冷却水、蒸気還水消火用水の配管など、一般配管の環境下では十分な耐圧性能(最高使用圧力を2.0MPa)は確保されています。
また、薄肉にすることで軽量化されたことと、外径に対して内径が大きくなり流量を多く確保できることからサイズダウンの検討によるコストダウンの可能性が高まりました。
「Su管継手」の特徴は、対応鋼管に合せ、JIS B 2311、JIS B 2312規格などの突合せ溶接式管継手に比べて大幅な薄肉となっています。
また、薄肉であることと一般配管レベルの強度を考慮して、ベベルエンドはプレンエンド形状で、溶接方法はノンフィラー(溶加材なし)となります。
材質は、一般配管であることから[SUS304WD]が使用される場合が多く、埋設耐腐食などの特殊環境の場合には[SUS316WD]を使用する場合があります。
詳しくは、溶接式管継手関連営業窓口までお問い合わせください。
流通営業部 東日本営業課 (03)3777-1581
流通営業部 西日本営業課 (06)6482-1851
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