ベンカン機工にとって、1月は年初めであり、新事業年度の初月でもあります。
そのため、今期の事業方針を共有することを目的に、毎年方針説明会を開催しており、今年は1月27日に執り行いました。
昨年は事業分割や新会社設立など、ベンカングループにとって転機の年となりました。今後ベンカングループとして成長していくために、今年の方針説明会は、グループ会社合同の開催といたしました。
毎年、群馬県の本社で開催しておりましたが、今回は、全国の拠点からの移動を考慮し、東京での開催としました。
その方針説明会の模様をご紹介したいと思います。
まず、社長の岡本から、皆に向けてのメッセージがありましたので、一部ご紹介させていただきます。
「新しい体制になって約半年が過ぎました。
今までは助走期間、これから今年2017年が真の意味でのスタートの年となります。
今年は不確実な年です。
アメリカでは、トランプ大統領の誕生、ヨーロッパにおいては、英国のEU離脱、ドイツのメルケル政権の弱体化、そして中東は混迷状況。何が起きるかわからない。為替もどうなるかわからない。
アメリカの政策は、タイムラグがあっても日本に影響してきます。
今、日本の企業は、低金利をエンジョイしています。しかし、2~3年したら、ガラッと景色が変わっているのかもしれない。
トランプ大統領がやっていることは、アメリカの企業に対して、景色を変えようとしていることだと思います。この〝景色を変える〝これは、会社を経営する上で、非常に重要だと思っています。
今のような不確実な時代において、どのようにグループ各社が景色を変えるか、各部門が景色を変えるためにどのようにチャレンジするのかが大切です。
統合効果を最大限に活かすために、営業と工場が今まで以上に一体となって取り組む必要があります。
皆で新生ベンカン機工を作りあげましょう。
また、今年のベンカングループのキーワードは〝謙虚になる〝です。
もっともっと謙虚になる。
我々は、往々にして横柄になっていないのか。傲慢になっていないのか。勘違いしていないのか。自問自答しましょう!
お客様の声に本当に耳を傾けているのか?お客様に本当に感謝しているのか?社内においてもそうです。
もう一段、会社として成長するためには、〝謙虚になる〝ということが必要だと思います。
他者の批判をしない。謙虚になる。
大切なことなので、もう一度言います。
我々は、他者の批判をしない。
我々は、誰に対しても謙虚になる。
我々は、もっと謙虚になる。
そうすれば、この会社はもっと良い会社になります。」
ベンカングループ各社の管理職が、皆で決意を新たにした瞬間でした。
続いて、新事業年度の方針を各社が発表し、共有いたしました。
上段:左から、
㈱ベンカン機工 平岡取締役 営業本部長、佐野取締役 製造本部長
下段:左から、
㈱ベンカン 我妻取締役 最高執行責任者、ベンカンベトナムBV2 三宅副社長、㈱チューブロック 鈴木代表取締役社長
国内外の全拠点の管理職が、一堂に会する貴重な機会です。方針説明会と合わせて、昨年度の従業員表彰制度の授与式も執り行いました。
2016年度 従業員表彰制度 表彰式(写真は、団体推薦表彰授与)
左:優秀賞「大阪工場」
右:最優秀賞「東日本営業部 プロジェクト営業課」
後半には、懇親も深まり、各部長が部下を紹介するなど、非常に有意義な時間となりました。
今年のベンカングループキーワード〝謙虚になる〝を、常に自分を律する言葉として念頭に置き、皆で協力をしながら、より良い製品、サービスをご提供出来るよう、努めてまいりたいと思います。
2017年もベンカン機工ならびにベンカングループを宜しくお願い申し上げます。
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