新入社員は、製品知識や社内のルールを理解するため工場研修を行うのですが、何も知らないまま工場へ行っても理解が難しいため、数か月の座学教育、先輩社員との同行や社内業務を経験したのち実施しております。
今回は、3月に入社した営業1名と、4月に入社した工場現業の作業者1名に対し実施しました工場研修の様子をご紹介します。
工場研修を受けたのは、東日本営業部 流通営業課 名古屋グループの安藤 寛之(上部写真右)と、尼崎工場 製造管理課 容器グループの中井 翼(上部写真左)です。
今回は、溶接式管継手の大口径品を主に製造している大阪工場での工場研修です。
工場の座学、現場の見学をもとに、5日間の研修を実施しました。
二人とも、真剣に取り組んでおり、とてもまじめな印象を受けました。
初日に、工場概要や組織の説明、現場で注意すべき安全教育を行い、各課、各グループの責任者、担当者が、それぞれスケジュールに沿って教育いたしました。
特に安藤さんは、溶接式管継手の営業ですので、実際に製造工程を見て、座学でわからなかった部分も含め、自分の頭の中の欠けていた部分が、繋がったのではないかと思います。
中井さんも、容器の担当ではありますが、大阪工場の製造現場をじっくり見るのは初めてということもあり、初日と2日間の現場見学では、真剣に説明を聞いていました。
受け入れ側の当工場も、業務の合間の教育で不十分な点もありますが、新人に教えるということは、工場の作業者が良い刺激を受ける機会でもありました。
「1つの製品が、現場の方々の技術力と努力によって作られていることが分かりました。現場の方々から直接話を聞いて、こだわり、技術力に驚きました。また、研修へ行くまでは職人気質な厳しい方々なのだろうと思っていましたが、全く逆で、私の質問に対して優しく丁寧に答えて頂けましたし、休憩時間中には気さくに話しかけてくださいました。人柄の良さも大阪工場のいいところだと思いました。この5日間の研修で学んだことを今後の営業活動に生かし、売上に貢献できるよう努力していきたいと思います。」
東日本営業部 流通営業課 名古屋グループ 安藤 寛之
「尼崎工場の容器の製品やラインによる作業方法とは違い、扱う製品の大きさに驚き、その製品の加工・運搬など手動で行なわれていることも多く、経験が必要な作業だと感じました。私は今、尼崎工場の容器の最終工程である塗装作業を中心に教育を受けています。これまでの現場実習や安全教育を生かし、一日でも早く一人で作業が出来るように頑張ります。」
尼崎工場 製造管理課 容器グループ 中井 翼
今後の彼らの活躍に期待したいと思います。
大阪工場 統括課 伊藤
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