学校やオフィスおよび商業施設など、今やほとんどの事業用建物には空調設備が付いております。今回は、そのような場所で使われる溶接式継手についてご紹介させていただきます。
一言で空調設備配管と言っても、冷水配管/冷却水配管/温水配管/冷温水配管/蒸気配管/油配管/冷媒配管など、多様な種類がございます。
冷水配管は、蒸発器で生み出される冷水(通常5℃~7℃)を冷房機器へ送り、約10℃~12℃まで熱し、蒸発器まで戻す配管で、一般的に密閉式システムを採用しており、空気に触れることがなく腐食を促進する溶存酸素が供給されないため、配管用炭素鋼管:SGPに亜鉛メッキをほどこした白ガス管が多用されております。
冷却水配管は、熱源機器の凝縮器から送られてくる約37℃の冷却水を冷却塔へ送り約32℃まで冷却した後、再び送り返す配管で、解放式システムが採用されており、循環回路の途中に蓄圧槽など大気に解放されている部分から大気汚染物質などが混入するおそれがあるため、ステンレス鋼鋼管:SUS(304等)が多く採用されております。
蒸気配管は、ボイラから発生する蒸気を供給する配管で、往き管は黒ガス管が使用されますが、戻り管には炭酸腐食などを起こし易いので、ステンレス鋼鋼管が多く採用されています。
油配管は油炊きボイラへ油を送るための配管で、腐食のおそれが無いため、黒ガス管を使用するのが一般的です。
空調配管については、設備業者様が専門分野ですので、詳しくはそちらにお問い合わせください。
ベンカン機工では、上記でご紹介しましたすべての材質の溶接式管継手をメーカーとして、幅広く扱っております。サイズや肉厚なども多種多様にご用意があり、在庫での準備もございます。
溶接式管継手購入のためのお見積もりやご相談などは、お気軽にお申し付けください。
- 流通営業部 東京オフィス 03-3777-1581
- 流通営業部 名古屋オフィス 052-571-3271
- 流通営業部 大阪オフィス 06-6482-1851
- 流通営業部 広島オフィス 082-261-5216
- 流通営業部 福岡オフィス 092-273-1960
最新情報をお届けします