全従業員投票により、その年に活躍した方を各部門から選出し、その方々の中から年間MVPを決める「個人投票表彰」という制度がございます。
2020年度上期投票で各部門から選出された方々を順次ご紹介させていただきたいと思います。今回ご紹介するのは、製造本部 足柄物流センターのM.Sさんです。
Sさんは足柄物流センターの伍長として、日々の出荷業務及び入荷品の検査梱包業務の指示を中心にメンバーをまとめています。また、新基準梱包への完全移行においては足柄の主担当として他部門と連絡調整をし、作業手順構築とラベルシステム改善に取り組みました。
現場では特に、出荷業務と入荷品の検査梱包業務の司令塔として作業指示と進捗コントロールをしています。日々送られてくる大量の出荷指示データについて、出荷作業完了までの最適ルートを即座に考え適切にメンバーへの指示を行い、物流センター業務の要として活躍しています。
足柄が以前工場だったときは、機械加工の仕事に長年従事していたSさんですが、3年前の足柄物流センター創設以来発送業務に従事し、作業手順の構築と改善に絶えず取り組んできました。
取組み事項の一例としましては、出荷作業マニュアル整備と指導徹底により、手間をかけることなく(能率を下げずに)正確な出荷を実現する仕組みを作りました。また、作業実績管理表の作成により標準荷造り時間の設定をし、能率目標値及び荷造り工数管理による確実な出荷と残業抑制などの成果を挙げました。
昨年5月に新基準梱包への移行計画(ラベル、ダンボール、箱入数 等)が発表されると、全社の発送部門はどちらもその準備を進めることが大きな課題となりました。足柄ではSさんが主担当に選ばれ、メンバーへの指導や資料・帳票の準備等を積極的に進めました。中でも一番注力したのが新ラベルシステムの対応です。
現場メンバーが荷揃えを行う際今までに無かった手順について、如何にして手間をかけず間違い無く行うかを考え非常に苦労しました。メンバーとの打合せを再三行ってアイデアを出し、桐生工場の品質保証課と連絡をとり、1年近くかけてラベルシステムの改造をすすめ、その結果大変完成度の高いものが出来上がりました。
その甲斐あって尼崎倉庫においても足柄と同システムを活用することが出来るようになり、また足柄の運用やノウハウの伝授をするなど、今年5月の新基準梱包への完全移行に際し、発送業務全体にとっても多大な貢献をしたと思います。
「常に探求心を持ち、改善を意識して仕事をこなし、違う一面では足柄のフードファイターとして活躍。今後の更なる飛躍を期待しております。」営業本部 副本部長
常日ごろから合理的なアイデアをよく出してくれます。また、それらをきめ細かくフォローして改善を実現してくれます。これからも益々の活躍を期待している人財です。
足柄物流センター
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