継手を含む配管部材の重要な性能として「耐圧性」があります。
これらの製品の耐圧性能は、お客様の仕様で決められている最高使用圧力、規格に規定される耐圧性保証値および計算破裂圧力等に耐えることを検討し、製品ごとに耐圧性を保証しています。
耐圧性能を検証する方法として、各種規格で定められた力学計算および解析方法があります。また、実際の製品にて水圧試験を行い、時には破裂(バースト)まで昇圧をして耐圧性能を評価することも行っています。
配管部材の圧力挙動の評価、解析方法の一つにFEM解析(Finite Element Method:有限要素法)があります。手法としてASME B31シリーズでも認められている解析方法です。
当社では、以前よりFEM解析を用いた強度解析を行っており、また一部のお客様には受託サービスとして製品の解析評価を行っており好評を得ています。
今回、新たな業務展開として、本サービスのご案内をいたします。
事例として配管設計を行う上で、各種規格に無い寸法・形状の継手を適用しなければならない場合があります。特に高圧配管ラインとなれば、継手の設計も重要になってきます。継手が大径、厚肉化すると従来の鋼管からの管継手成形が困難となり、当社では鍛鋼材からの切削加工で継手をご提供するケースがあります。
本サービスでは、お客様が設計した継手の形状・寸法の健全性評価をFEM解析で行い、また保有する製造のノウハウを駆使し、設計の最適化をサポートします。
サービスの詳細については、パンフレットをご参照ください。
鋼管製の継手での強度解析も可能ですが、特に特殊品の設計においては、現場での施工のしやすさなどを考慮し、加工形状の取り合いなどもご提案可能です。また、計算書や報告書もサポートいたします(英文対応も可能です)。
ご相談は、まず弊社営業担当または当社HPからのWebでのお問い合わせに対応いたします。
検討に必要な最初の打ち合わせは、出向、ご来社の他にWeb会議(Zoom,MS Teams等)にも対応可能です。
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技術本部
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