ベンカン機工では毎年、学生向けの職業体験やインターンシップを実施しております。
例年、地元群馬大学からのインターンシップを受け入れており、群馬の桐生工場や海外グループ会社などでも実施をしてまいりました。今年は新型コロナの影響のため、内容を縮小して、1dayの職業体験の実施とし、1名が参加してくださったので、その模様をご紹介したいと思います。
ご応募頂きました橋本さんは、Webでの会社説明イベントでベンカン機工に興味をもっていただき、ご参加いただくこととなりました。その中でも特に「継手」に興味がおありとのことで、継手の工場である「桐生工場」の職業体験にご参加いただきました。
橋本さんには今回の職業体験を通じ、実社会に通じる企業体験と、製造現場を経験していただくことで、ものづくりの楽しさや面白さ、難しさなども感じていただきたいと、技術本部全面協力の元、実施いたしました。
まず、管理部 採用担当の金野から、会社概要や注意事項などを説明し、技術部のベテラン吉本が製法や工場についてのご説明を実施。昼食後に実際に工場内を見て回りました。
研修内容は以下の通りです。
1.オリエンテーション~今日のスケジュール確認・会社概要~
2.製品・製法・工程・業務等の説明
3.工場見学(各工程の説明)
4.様々な機械試験の実習・説明
5.ワーク(振り返り・発表会)
座学での研修を始め、実際に継手の製造工程を間近でご覧いただき、ものづくりの大変さや面白さを感じていただけたのではないかと思います。橋本さんご本人も非常に熱心で、真剣に参加してくださる姿がとても嬉しく、こちらも楽しく対応させていただきました。
「Web説明会から興味を持ち、今回1dayの職業体験に参加させていただきました。その道のプロの方々の話を伺うことが出来、継手の魅力をさらに深く知ることが出来たと感じています。参加するまでは技術職が漠然としたイメージでしたが、参加して実際に工場で働いている人や実際の工程を拝見し、どのように携わることが出来るのかが分かり、働くイメージが持てました。また、ご対応くださった方々がとても優しく、自分の仕事に誇りをもっているように見え、皆さんと一緒に働きたいと思いました。一日、ありがとうございました。」T大学 橋本
今回の経験を今後、就職先を決める際の参考や、これからの人生に何かしら活かしていただけると嬉しいです。
また、新しい観点や発想、豊かな感受性をお持ちの学生さんとの交流は、普段働いている我々とは違う角度からの考え方や「気づき」が得られ、とても新鮮で貴重な機会です。橋本さんが、継手の魅力や我々が目指している社会貢献について非常に賞賛を示してくださり、自分の仕事の魅力を再確認出来た思いです。
橋本さんの今後の活躍に期待しながら、これからも多くの学生さんに製造業の素晴らしさをお伝えしていきたいと思います。
総務企画課 寺岡
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