山登りサークル「第2回 夏の木曽駒ケ岳~前編~」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

こんにちは。山登りサークルの山中です。

昨年発足した山登りサークルの第2回目の活動報告です。第1回目の「梅の中山」に続き、今回は長野県にある木曽駒ケ岳に登ることにしました。

木曽駒ケ岳は、中央アルプスの北部にあり標高は2,956mと高く、中央アルプスの最高峰の山であり、日本百名山でもあります。

木曽駒ケ岳は、麓から登山口である千畳敷カール(2,612m)迄、バスとロープウェイを使って行けるので、アルプス初心者には大変おススメの山です。

関西より車で夜行出発し、玄関口である菅の台バスセンター(駐車場)に向かいました。木曽駒ケ岳では、夏季のマイカー規制が行われており、ここでバスに乗り換え、ロープウェイ(しらび平)駅を目指します。

バスの予定は「始発バス: AM 5:15/チケット販売: AM:4:45(始発バスの30分前)」であるため、少し早めに到着する様にしました。

AM 3:15 無事、駐車場へ到着。運転手さん長時間の運転お疲れ様です。。。これで一安心と思いきや、まだ暗い内から、チケット販売所に50人程度の列が・・・。大急ぎで列に加わります。振り返ると、バス停にも同様の列が・・・。みんなで手分けして列に並びます。明るくなる頃には長蛇の列が・・・(列は折り返されています)すごい人気の山なんですね。

さすがにすごい人なので、10分早めにチケット販売開始です。チケットは「バス 往復 / ロープウェイ往復」を購入します。また、臨時バスを走らせて頂いたおかげで、スムーズにバスに乗車していきます。無事チケットを購入し、バスに乗車します。

山道を30分ほどゆられると、しらび平駅(ロープウェイ登り駅)に到着です。ここから駒ケ岳ロープウェイに乗り換えます。しらび平駅-千畳敷駅は、標高差 約1,000mをたった7分半で一気に上がれるので、とても楽ちんです。また、ロープウェイでは、みんな景色に夢中で写真撮影会です。ワクワクが止まりません(^_^)v

AM 6:40 千畳敷に到着。さっきまで麓の駐車場にいたのに、既に標高 2,612mです。千畳敷駅は日本で一番高い所にある駅だそうです。

駅を出ると、千畳敷カールの大パノラマが飛び込んできます。真っ青な空と外国の様な山並みに皆さん心を奪われます。写真中央 高くそびえる岩峰が宝剣岳です。木曽駒ケ岳はまだまだ見えません。

カールは、氷河によってゆっくりと山肌が削り取られすり鉢状となった地形のことです。

早速、登山開始と行きたい所ですが、まずは1時間休憩です。先ほど、ロープウェイで一気に上がって来たので、そのまま山に登ると、人によっては、高山病になってしまいます。この為、体を高度順応させます。

駅に併設するホテルには「Café」もあり、ゆっくりする事が出来ます。Caféから外に出ると、南アルプスの山並みが一望です。絶景です。写真中央には、富士山も顔を出してくれています。

左から:仙丈ケ岳,北岳,間ノ岳,農鳥岳,富士山,塩見岳,荒川岳,中岳,赤石岳

1時間たったので、登山開始です。まずは入口にある駒ケ岳神社に登山の無事をお願いします。

序盤は、アップダウンの少ないハイキングコースをのんびり歩きます。絶景と高山植物に目を奪われ、なかなか前に進みません。

さて、ここからが、八丁坂と呼ばれる本格的な登山コースです。写真中央 山と山の間 くぼんだ様な場所が、登山道です。なかなかの急登が待っています。

休憩しながら、少しずつ登っていきます。とても楽しそうです。

途中に変わった岩があります。オットセイ岩と呼ばれています。似てる(^^♪

このあたりが本コースの一番の難所「八丁坂」です。きつい!!無理せず、一歩一歩登っています。

見上げれば、稜線まであと少しです。もうひと頑張りです。(^^)/

稜線にある「乗越浄土」に到着です。

八丁坂、めちゃくちゃきつかったです(>_<)。心臓が破れかけました(笑)

ここで10分ほど休憩します。正面には、これから登る中岳が見えます。目的の木曽駒ケ岳はあの山の向こうにあります。左には宝剣岳が見えます。イッテQでみやぞんが登った山です。

乗越浄土を出発し、中岳を目指します。絶景のおかげなのか、みんなのテンションも絶好調です。顔が自然とにっこりしています。

写真中央 遠くの方に山頂部の山肌が茶色くなっている山があります。御嶽山です。ザックリ50~60Km先ですが、きれいに見えています。

この辺りは平坦な登山道なので、気持ちよく歩いて行きます。正面に見える赤い屋根の小屋が天狗荘です。木曽駒ケ岳 登頂後、戻ってきてこの小屋に泊まります。

ベンカン機工 登山隊が進んで行きます。

まずは、中岳山頂を目指します。石がゴロゴロあり、登りづらいです。意外と体力を奪われます。

2,925m 中岳登頂です。中岳山頂からの景色です。

正面に目的地の木曽駒ケ岳がそびえます。すこし雲が出てきています。

水色の屋根の小屋は山頂山荘で、その前がテント場になっています。テントの色がカラフルで、きれいです。一旦、中岳を下り、木曽駒ケ岳へ登り返します。ここまで来たら、あとは気合で登るだけです。

振り返ると、中央アルプスのもう一つの顔 空木岳(写真中央)が見えます。どっしりとした山容で、かっこいい山ですね!!

登っている最中、高山植物を発見!!高山植物の女王「コマクサ」です(写真左)。まだ蕾ですが、とても小さく可愛らしいお花です。北アルプスに比べて、少し淡いピンク色の様な気がします。そして、エーデルワイスの仲間で「コヤマウスユキソウ」です(写真右)。この花は、中央アルプスのみに生息する希少な花です。どちらの花も、高山植物を代表する花なので、ここで出会えるのは、とてもラッキーです。

ようやく、念願の木曽駒ケ岳 山頂です。2,956m 登頂!! 登ったぞ・・・結構 雲が沸いていますが、景色は最高です。

まずは、山頂で記念撮影です。表には、山の名前「駒ケ岳」、裏には「標高 2,956m」の文字があり、登頂記念の撮影に持って来いです。

 

続いて、木曽駒ケ岳神社 奥社へお参りします。

山頂を満喫した後は、途中の山頂山荘でお昼ご飯です。ゆっくり休憩して、宿泊する天狗荘へ戻ります。

今回は1泊2日登山ですので、後編では、宿泊の模様と下山の様子をご紹介いたします。

☞~後編~へ続く

山登りサークル 山中(大阪工場)

山登りサークル第1回「梅の中山」

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメントを残す

*

CAPTCHA