全従業員投票により、その年に活躍した方を各部門から選出し、その方々の中から年間MVPを決める「個人投票表彰」という制度がございます。
2022年度下期投票で各部門から選出された方々を順次ご紹介させていただいております。
今回ご紹介するのは、製造本部 大阪工場より選出された製造管理課 機械グループのM.Mさんです。
大阪工場 西長洲地区は、大口径や厚肉の溶接式管継手、そして特殊品などの受注生産を主に行っている工場です。
溶接式管継手の製造工程は、大まかにいうと、成形→組立・溶接→機械加工→検査→梱包の順で流れていきます。
機械グループは、前工程の成形グループやFWグループ(組立作業・溶接作業)が製品形状の大枠を加工するのに対し、お客様の要求や規格により、エルボの角度や端部の開先加工を合致させるための細かい作業がメインとなります。
Mさんはその機械グループにおいて、エルボ、Tee、レジューサ、パイプの中径の管端矯正作業(真円を出すための拡管、縮管作業)を行っています。
経験のある2人の先輩から、難易度の高い管端矯正作業の指導を受けたり、自分なりに色々試行錯誤し、地道にコツコツと習得しています。どんなものでも丸くし、次の開先加工業務につなげたい。そんな強い意志で、仕事に取り組む姿勢が、今回仲間から評価されました。
「これまでの努力が実を結び、技量が向上していく姿を頼もしく感じています。同時に、まだまだ伸びしろがあるので今後の成長に期待します。また積極的に職場環境を改善していこうという姿は皆のお手本です、引続き宜しくお願い致します。」製造管理課長 N.M
「難易度の高い管端矯正作業を、そつなくこなすその姿、素敵です。体調には十分気を付けて、今後も活躍を大いに期待します!」大阪工場長 Y.K
矯正作業は、自分でも経験があるからわかるのですが、習得まで、3年から5年かかる忍耐力のいる作業です。加工に比べると縁の下の力持ち的作業ですが、次期の矯正作業のエースとして、これからも頑張っていただきたいと思います。
大阪工場 製造管理課 機械グループ 班長 H.J
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