尼崎工業高等学校 工場見学会2023

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ベンカン機工では、地元採用にも力を入れており、各工場の地元学校への求人を積極的に出させていただいております。

また、採用に向けて、学生の皆さんに当社をより知っていただけるよう、工場見学会なども積極的に実施しております。

昨年に引き続き、兵庫県にある当社の大阪工場、尼崎工場合同で、兵庫県立尼崎工業高等学校の皆様をお迎えし、工場見学会を開催いたしました。

参加していただいたのは、生徒さん5名と引率の畠中先生の合計6名の方々で、溶接式管継手を製造している大阪工場と高圧ガス容器を製造している尼崎工場を見学していただきました。

まずは、弊社の取扱い製品である「溶接式管継手」と「高圧ガス容器」がどういったもので、どういった場所で使われるものなのか、資料をお見せしながら、ご説明させていただきました。

実は今年、尼崎工業高校から1名入社してくれた方がいます。入社してまだ約2か月ですが、早速、先輩社員として見学会に参加し、後輩たちに向けて今の仕事内容や工場見学の見所などを語ってくれました。

その後、溶接式管継手、高圧ガス容器の順に実際の製造現場を解説を聞いていただきながら、見学していただきました。

説明に耳を傾けながら、熱心に見ていただきました。興味を持ってご覧いただき、質問などもしてくださいましたので、ご案内している我々も楽しく対応させていただきました。

今回、個人的にとても嬉しかったのが、昨年に続き、引率してお越しいただいた畠中先生に、卒業生が仕事をしているところを見ていただけたことと、当の卒業生たちも懐かしい先生に職場で合って、話をしてもらえたことです。

今年入社した新入社員を含め、尼崎工業高校卒の社員が数名おり、畠中先生はそのうちの3名をご存知でした。担任を受け持っていた方もいたようで、お互いに楽しそうに話している様子がなんとも微笑ましかったです。

工場見学会にはこんな素敵な効果もあったのかと、ちょっと感動してしまいました。

学生の皆さんは授業の一環としてお越しになっているため、時間の制約があります。全部を見ていただくには広すぎるので、車で場内をご案内するなどの方法も取りながら、実施させていただきました。

見学を終えてから質疑応答の時間を設けさせていただきました。お一人ずつ、質問をしていただきました。

「一番高い設備はいくらですか?」
「ベンカン機工で取り組まれているSDGsはどういったものがありますか?」
「あれだけ大きい製品だと、自分たちが学校で行っている溶接でくっつくのかな?と思いますが、違いはありますか?」

数ある企業の中から、昨年に続き、弊社にご来場いただきましたことを改めてお礼申し上げます。来年も、有意義な時間としていただけるよう、プログラムを考え、お迎えしたいと考えておりますので、是非ご来場ください。

ものづくりをしている企業としましては、学生の皆さんにものづくりの現場を見てもらえることは非常に嬉しいことです。

今回ご来場くださった学生の皆さん全員に、来年ご入社いただけると嬉しいのですが、皆さんの選択の一つに加えていただけることを願いながら、学生の皆さんがご自身にとって最良の人生の選択ができるよう祈っております。

管理部 寺岡

 

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