尼崎工業高等学校 工場見学会2024

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ベンカン機工では、地元採用にも力を入れており、各工場の地元学校への求人を積極的に出させていただいております。

また、採用に向けて学生の皆さんに当社をより知っていただく、ものづくりの楽しさや凄さを体感していただけるよう、工場見学会なども積極的に実施しております。

昨年に引き続き、兵庫県にある当社の大阪工場、尼崎工場合同で、兵庫県立尼崎工業高等学校の皆様をお迎えし、工場見学会を開催いたしました。

参加していただいたのは、生徒さん8名と引率の先生の合計9名の方々で、溶接式管継手を製造している大阪工場と高圧ガス容器を製造している尼崎工場を見学していただきました。

まずは、弊社の取扱い製品である「溶接式管継手」と「高圧ガス容器」がどういったもので、どういった場所で使われるものなのか、資料をお見せしながら、ご説明させていただきました。

実は2023年度に、尼崎工業高校から1名入社してくれた方がおり、昨年の工場見学会でも入社してまだ約2か月にも関わらず、先輩社員として見学会で話をしてくれました。今年も同様に自らが関わっている仕事について説明してくれたのですが、1年経ったということもあり、スライドの写真を示しながらわかりやすく説明をしてくれました。(我々が密かに成長を喜んでいた瞬間でした!)

その後、溶接式管継手、高圧ガス容器の順に実際の製造現場を解説を聞いていただきながら、見学していただきました。

説明に耳を傾けながら、熱心に見ていただきました。

学生の皆さんは授業の一環としてお越しになっているため、時間の制約があります。全部を見ていただくには広すぎるので、車で場内をご案内するなどの方法も取りながら、実施させていただきました。

製造の一通りの流れ(動いているところ)や検査の様子など、音や変化を見ていただければもっと良かったのですが、時間の関係でご覧いただけなかったことがとても残念です。

また、改めてゆっくり見学にいらしていただきたいと思っております。

見学を終えてから質疑応答の時間を設けさせていただきました。

「溶接の仕方はアークだけですか?」
「入社までに何の資格が必要ですか?」
「仕事をする上で、やりがいを感じるにはどんな時ですか?」
「休日は皆さん何をしていますか?」

参加していたメンバー数名で回答させていただきましたが、その中でも特に、〝やりがい〝がどんなところにあるのか?は、重要かつ気になるところだと思います。

工場においては、「お客様のご要望にお応えできたとき」「難しい製品を形にできたとき」「皆で協力して完成まで漕ぎ着けたとき」「出来なかったことが出来るようになった時」「上手くなったな!と褒められたとき」「ミスなく(不良を出さず)自分の業務を実行できたとき」などではないかと思います。

数ある企業の中から、弊社にご来場いただきましたことを改めてお礼申し上げます。来年も、有意義な時間としていただけるよう、プログラムを考え、ご来場をお待ちしております。

また、希望いただける場合はいつでも工場見学会を実施させていただきたいと考えております。

ものづくりをしている企業として、学生の皆さんにものづくりの現場を見てもらえることは非常に嬉しいことです。一人でも多くの方がものづくりに興味を持ち、人々の暮らしを支える製品造りに共に関わっていただけることを願っております。

今回ご来場くださった学生の皆さん全員に来年ご入社いただけると嬉しいのですが、まずは今回の見学会が皆さんの人生の選択の材料の一つになれていれば幸いです。

 

管理部 寺岡

 

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